フリーランスエンジニアのスキルシート書き方
― 案件通過率を上げる実践ガイド
「技術には自信があるのに、なかなか案件に通らない」
「スキルシートを出しても、面談に進めない」
フリーランスを目指す多くのエンジニアが、ここでつまずきます。
実は、案件に通るかどうかは
**スキルそのものより「スキルシートの見せ方」**で決まるケースがほとんどです。
この記事では、
フリーランスエンジニア向けに、
- なぜスキルがあっても落ちるのか
- よくある失敗パターン
- 通過率が上がるスキルシートの構成
- 実務で使える書き方のコツ
を、実践目線で整理します。
フリーランス用スキルシートの役割
フリーランスにおけるスキルシートは、
ただの「職務経歴書」ではありません。
それは、
「この人をアサインしても大丈夫か」を
数分で判断するための“営業資料”
です。
見る側(エージェント・企業)は:
- 技術力そのもの
- 即戦力かどうか
- 現場にフィットするか
- コミュニケーションに問題がなさそうか
を、短時間で判断します。
つまり、
- 情報が多すぎてもダメ
- 技術用語だけ並んでいてもダメ
- 抽象的すぎてもダメ
「この人を選ぶ理由」が
一瞬で伝わる構成であることが重要です。
よくある失敗パターン
❌ 技術スタックの羅列だけ
Java / Spring / AWS / Docker / MySQL / Git / Jenkins / …
これだけでは、
- どのレベルか分からない
- 何が強みなのか見えない
- 経験の深さが不明
という状態になります。
❌ 業務内容が曖昧
・システム開発を担当
・設計〜テストまで対応
これでは、
- 具体的に何をしたのか
- どこまで任されたのか
- どの規模の案件なのか
が一切伝わりません。
❌ 自分目線で書いている
頑張りました
学びが多かった
成長できました
これらはあなたにとって大事でも、
企業側にとっては判断材料になりません。
通るスキルシートの基本構成
おすすめの構成は次の通りです。
- プロフィール(1〜2行)
- スキルサマリー
- 職務経歴(プロジェクトごと)
- 得意分野・強み
- 稼働条件
各項目の書き方
① プロフィール
Java / Spring Boot を中心に、業務システム開発を5年経験。
基本設計〜実装・テストまで一通り対応可能。
- 1〜2行で
- 「何ができる人か」が分かる
- 技術+立ち位置を明確に
② スキルサマリー
技術 × レベル感 をセットで書きます。
Java:5年(業務システム・バッチ処理)
Spring Boot:4年(API開発、設計)
AWS:2年(EC2, RDS, S3)
MySQL:5年
「触ったことがある」だけの技術は書かない方が安全です。
③ 職務経歴(最重要)
1案件=1ブロックで。
【期間】2023.04 – 2024.03
【概要】某金融系Webシステムの新規開発
【役割】バックエンド担当
【担当業務】
・基本設計
・API設計 / 実装
・単体・結合テスト
【使用技術】
Java / Spring Boot / MySQL / AWS
【規模】
チーム8名、月商数億円規模のサービス
ここで大事なのは:
- 何を
- どこまで
- どの規模で
やったかが具体的であることです。
④ 得意分野・強み
・要件を整理してAPI設計に落とし込むのが得意
・既存コードのリファクタリング経験が豊富
・非エンジニアとのコミュニケーションに慣れている
「技術+現場適応力」をセットで書くと強いです。
⑤ 稼働条件
・稼働:週5日
・リモート:可(出社も調整可能)
・開始時期:○月〜
柔軟性がある場合は、
「応相談」と書く方が案件が広がります。
Before / After 例
Before
Javaエンジニアです。
開発を担当してきました。
After
Java / Spring Boot を中心に、業務システム開発を5年経験。
基本設計〜実装・テストまで一通り対応可能なバックエンドエンジニアです。
“どんな現場で、何ができる人か”が
一瞬で伝わるかどうかが分かれ目になります。
まとめ
フリーランスのスキルシートは、
- 技術の棚卸し
- 自分の市場価値の整理
- 案件獲得の武器
すべてを兼ねた重要なツールです。
「通らない」のは、
能力が足りないからではなく、
“伝わる形”になっていないだけ
というケースがほとんどです。
エージェント選びに迷っている方は、
👉 フリーランスエージェント比較 も参考にしてください

「このスキルシートで大丈夫か不安」
「自分の場合どう書けばいいか分からない」
という方は、
👉 フリーランス独立サポートページ をご覧ください。



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