未経験からエンジニアを目指すとき、多くの人が一度はこう思います。
「自分はエンジニアに向いているのだろうか?」
プログラミングスクールや勉強方法を考える前に、
この不安を抱くのはとても自然なことです。
この記事では、
エンジニア歴10年・フリーランス歴6年の視点から、
エンジニアに向いている人・向いていない人の特徴を現実ベースで整理します。
この記事で分かること
- エンジニアに向いている人の共通点
- 向いていない可能性が高い人の特徴
- 「向いていない=無理」ではない理由
- 未経験者が判断するときの考え方
結論:向き・不向きは「才能」ではなく「性質」
最初に結論です。
👉 エンジニアに向いているかどうかは、才能よりも性質の問題です。
数学が得意かどうか、理系か文系かは、
実はそこまで重要ではありません。
それよりも、
- 物事への向き合い方
- ストレスの感じ方
- 作業スタイル
が大きく影響します。
エンジニアに向いている人の特徴
1. 分からないことを調べるのが苦じゃない
エンジニアの仕事は、
分からないことを調べ続ける仕事です。
- エラーが出る
- 原因が分からない
- 解決策を探す
この繰り返しを、
「面倒」ではなく「当たり前」と受け止められる人は向いています。
2. 地味な作業をコツコツ続けられる
エンジニアの作業は、決して派手ではありません。
- 同じようなコードを書く
- 小さな修正を何度もする
- 目立たない改善を積み重ねる
こうした作業を、
淡々と続けられる人は長く続きます。
3. すぐに結果が出なくても耐えられる
プログラミングは、
- すぐに成果が出ない
- 最初はほぼ失敗する
という世界です。
「なかなかできない時期」を
成長の途中として受け止められる人は、エンジニアに向いています。
4. 完成したときに達成感を感じる
- エラーが解消した
- プログラムが動いた
- 自分で作ったものが形になった
こうした瞬間に、
小さくても達成感を感じられる人は、仕事として続けやすいです。
エンジニアに向いていない可能性が高い人の特徴
※「絶対に無理」という意味ではありません。
ただし、ミスマッチになりやすい傾向です。
1. すぐに正解を教えてほしい人
エンジニアの世界では、
- 明確な正解がない
- 状況によって答えが変わる
ことがよくあります。
「すぐに答えが欲しい」「誰かに教えてもらいたい」
という気持ちが強すぎると、ストレスになりやすいです。
2. エラーに強いストレスを感じる人
エラーは、
- 日常的に起きる
- 避けられない
ものです。
エラーを見るたびに強い不安や苛立ちを感じる場合、
精神的にかなり消耗します。
3. 「楽して稼げる仕事」だと思っている人
エンジニアは、
- 手に職がつく
- 収入が上がりやすい
一方で、
決して楽な仕事ではありません。
「短期間で簡単に稼げる」という期待で始めると、
ギャップに苦しみやすくなります。
向いていない=エンジニアになれない、ではない
ここで大事なことがあります。
👉 向いていない特徴がある=エンジニアになれない、ではありません。
実際には、
- 最初は向いていないと思っていた
- やってみたら慣れてきた
という人も多いです。
向き・不向きは、
始める前に完全に判断できるものではありません。
未経験者におすすめの判断方法
一番おすすめなのは、とてもシンプルです。
👉 実際にプログラミングを触ってみること
- 少し書いてみる
- エラーにぶつかってみる
- 調べながら進めてみる
その中で、
- 思ったより苦じゃない
- 意外と楽しい
と感じられれば、十分可能性があります。
私の経験から思うこと
私自身も、最初から
「自分はエンジニアに向いている」と思っていたわけではありません。
エラーだらけで、
「何をしているのか分からない」時期もありました。
それでも、
- 調べる
- 試す
- 少しずつ理解する
この過程が苦ではなかったため、結果的に続けられました。
まとめ:完璧に向いている必要はない
エンジニアに向いているかどうかは、
白黒はっきり分かれるものではありません。
大切なのは、
**「やってみて、続けられそうか」**です。
- 少し触ってみる
- 自分の反応を見る
- 合いそうなら続ける
このくらいの温度感で十分です。
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